気になるCDアルバムが見つかりました。

ピアニストの務川慧悟さんが昨年11月30日に「ラヴェル・ピアノ作品全集」をリリースされました。
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務川慧悟さんは、フランスで8年以上研鑽を積んでいる日本の若手ピアニストです。
今はパリの大学院で、ピアノではなくフォルテピアノ(ピアノの古楽器)を専門に勉強されているそうです。

フォルテピアノは私が留学していたアメリカの大学が力をいれていた楽器でもあります。
学部長が古楽器専門で、リュート演奏家でした。

その頃はフォルテピアノ、チェンバロ、はピアノと同じ位身近にありましたが、日本に帰って来てからフォルテピアノもチェンバロも滅多に目にしません。

日本はピアノの人気が高すぎて古楽器に興味を持つ人が少ないように思います。

ラヴェルは私の大好きな作曲家の一人ですが、ピアノ作品は難易度の高いものが多く、1曲仕上げるのも結構大変です。

ラヴェルは、水の戯れ、ソナチネ、クープランの墓、をやったことがあります。
楽譜は沢山持っているのですが、やっていない曲の方が殆どです。

何しろ難しいので、そう簡単に一曲仕上げられません。

そのラヴェルのピアノ作品全集という偉業を20代で成し遂げた務川さん、凄いと思います。

ラヴェルの聖地、フランスで学習された彼の演奏、是非聴いてみたいですね!!